フランスと僕の7日間

センスのないタイトルから始まるが関空まで12時間と長すぎる暇が僕を襲うので日記がてらにつらつら書こうと思う。

 

フランスにファッションの展示会にバイヤーとして行くという形で今回は7日間渡航した。

 

簡単に言うと

  1. 色んなブランドがパリ市内の色んな会場に出店する。
  2. 僕たちがその中から何点もセレクトする。
  3. 納品する。
  4. 店で売ると言う形だ。

 

 

今回は経験としていくので社長とデザイナーと3人で行ったので、カッコよく言うと「ビジネス」だが「ただの付き添い旅行」とも取れる僕の1週間の体験と感想を短く書こうと思う。

 

 

まずは需要がある方から書いていく

 

 

・旅行としての一面

フランスという国は僕にとってはある種ユートピアのような場所だと考えていた。

京都のような計算された町並み、ファッションの中心地、路上喫煙可能など、、

(路上喫煙可能の現実は最悪過ぎたので日本の禁煙への移行は正しかったようだ)

 

 

町並みは綺麗なのだが電車の汚さ、路上の汚さはアメリカよりも全然酷かったように思える。

 

 

 

町は汚いが町並みは完璧だ。

最終日はoffの日だったので凱旋門に登りパリを見渡しがそれはそれは圧巻だった。

凱旋門を中心に放射状に町が形成されている。

 

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京都は碁盤の目なので凄くわかりやすい構造になっているがフランスは何かと戦争している国なので敵を迷わす必要があり碁盤の目では困る。放射状の町並みにするとなかなか目的地にたどり着くのが難しいのだ。

 

町のお話はこんなもんかな、とりあえず潔癖症には恐らく地獄だが普通の人は行ったら楽しめるかなぁ。

 

人としては優しい人が多いというより優しい風の人が多い。

口癖は「メルシー(ありがとう)」だ、

道を譲っても、支払いをしても、何をしても「メルシー」である。

 

「ボンジュール」「メルシー」だけ覚えておけば良いい。外人が道を訪ねてくる時英語でも最後にカタコトで「ありがとうございます。」と言ってくれると嬉しいやつ、あれと同じでどの国に行くにも挨拶とありがとうだけは言えといた方がいい。

 

特にフランス人は自分達の文化に誇りを持っている。京都とつくづく似ている。

 

そして不思議なことに男同士で歩いてるのを全く見ない。男女のペアで歩いてるか女性同士で歩いているかの2パターンだ。

友達より恋人を重視する国柄かも。

 

あとはファッションやアートの洗練された国だと言うことは言っておかなければならない。

 

別に専門家ではないしフランス語も学んでないしフランス文学も学んでないので素人目線だがこちらの国は立体的な物を好む。

 

例えば教会。これはインスタにもあげたが、若者が集まってる広場の近くに余りにも凄すぎる教会があった。

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画面右上に注目すると奥行きに複雑な構造を組み込んでいる事に気づく。

日本は平面のデザインを好んでいるように見られるがフランスは立体でデザインする。

 

(服に関しても立体的なパターンが好まれるらしい。日本の服は着た時に横に線が出るがこれは好ましくない、立体的なパターンをすると縦の線が出る。フランスに行くときは縦線が出る服を選んで行くとパリにも馴染めるかも)

 

そして最後に宗教。フランスはキリスト教で確かカトリックである。(機内で調べられないので間違ってたらごめんね)

 

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僕の家系は無宗教で僕自身も無宗教であるが教会に入ったとき席に座って手を合わせてしまった。正しい作法は知らないが祈らざるを得ない。何故かは分からないが1000年ほどの歴史的建造物と空気感、スピリチュアルが働き祈りをしてしまった。

 

こればっかりは文字で伝わらないし写真でも伝わらないので行くしかない。入信こそしなかったが日本にもっと大きな教会を設置して人々の心の拠り所にしたらいいのになぁなんて思ったりもした。

 

てな感じの国だ、個人的にはアメリカよりもハマった。行くなら2.3日ではなく1週間ぐらいがいい。物価は高いので40〜50万あれば行けるかなって感じだ。

 

(ここまで書くのに1時間しか使えなかった。。。あとフライト6時間あるのにどうしよう、、、)

 

次に。

ビジネスとしての一面

 

 

ここからは需要が無いと思いますのでごめんなさい、、、

 

 

展示会の1.2日目はとりあえずどんな商品が置いてるいるのかを見回った。

4ヶ所会場があり1つ1つが大きいので時間がかかるしめっちゃ疲れる。

例えばルーブル美術館の中で行われてたりするのでその会場の広さたるや想像にた易い。

 

ほんで僕が商品についての情報や納期、その他諸々を聞いて回った。

 

 

そいで3.4日目、実際にどのブランドのどの商品をどのように納品するかを決める。

ここからはコミュニケーションのミスは許されないので実際に英語、フランス語が流暢な人(貿易会社勤めのエージェント)を仲間に加え仕事をした。

 

まぁこの人が加わっちゃうと僕の仕事なんて何もなくなるわけでひたすらお手伝い係をしていた。

 

まぁそんなこんなで色々決めて回って最終的に20個ぐらいのブランドから計60種ぐらいの商品を購入することになった。

 

こうやって日本の店に海外の商品が並ぶというなかなかにめんどくさいプロセスを踏んでいる。

 

後は月並みの感想だが自分の英語力の低さに呆れた。自分ではある程度話せてるつもりだったがやはりエージェントが加わった3.4日目の話のスムーズさが違う。

何より相手方の商品の魅力を伝えれる楽しさとその2人で生み出される楽しそうな雰囲気が僕を除け者にし疎外感を感じざるを得なかった。

 

知識として知ってることは沢山あるけど実際に経験する事の大事さを学んだ。

 

特に上手なまとめ方はできないのでこの辺で終わろうかな。眠たくなってきたし。ここまで見てくれてありがとう。メルシー。