日本の大学について

どうもみなさんこんばんは、大学生のgeekです。

 

私は現在、国立大学の理系学生です。

しかし去年までは京都の私立大学で日々学んでいました。

まぁ、紆余曲折があって大学を移ったというわけです。その理由は色々あるのですが今回私が伝えたいのは自分のことについてではなく「日本の大学」についてです。

 

2つの大学を渡り歩いたからこそ見える景色の違いと日本の大学について書いていこうと思います。

 

 

皆さんは親から言われた言葉で一番印象にあるのは何ですか?

 

「勉強した?」「勉強しなさい」

 

ではないでしょうか?

 

大多数の人は幼き頃から勉強を強制的にさせられ進学校と言われえる高校、名門と言われる大学に入ることが人間の価値を決めるのか?というほど勉強勉強&勉強を強いられます。

 

そしてその結果、惰性で大学に行く人が多くなります。

 

本来大学に入る理由は研究施設の設備が整っているから。これに限るはずです。

しかしこの記事を読んだ人の大多数は、いや?違うくない?となっているはずです。

ここが日本の大学のあり方に私が疑問を抱いているうちの1つの事です。

 

大学に入る理由が、就職に有利だから、周りが大学に通っているから、高校の担任に言われたから、モテたいから、上京したいから、、、などになってくるわけです。

 

 

そして恐ろしいことに大半の大学は研究者を排出することではなく模範的就活生を排出することを目的としている事が多いです。聞いたことがありますか?企業の見学ではなく研究施設の見学とか。基本的にないと思います、大学側も研究者排出よりも模範的就活生の排出に重きをおいています。

 

けどそれもそうなのです、一般相対論、量子力学などのエキスパートになるか大企業に就職できるかならみなさんどちらを選びますかね、99%後者だと思います。

 

私は大学は研究施設であるべきと思うと同時にそれはただの綺麗事であることもわかっています。

だってもう大学が研究施設としては破綻していると感じたからです。

そこで私大と国大について触れながら日本の大学について軽く私の見解を述べようかと思います。

 

 

 

1.私立大学では

全ての私大に通ずるわけではないのであくまで参考に。

 

私大では英語を大事にしています、もちろんそれは実用的なものではなくTOEICの点数などです、就活で有利ですからねぇ。実用性はそんなに感じられません、でも英語に触れる機会は国立大学より圧倒的に多いと思います。

そして何より教授が優しい、怒らないし、褒めてくれる!!

これはあくまで私の考えなのですが学問の本質を教えるというより学問の楽しさなどを教えようとしているような気がします。

楽しさを教えるのは良いことだと思います、しかしその裏には簡単に単位の取得が可能だったり講義に出なくてもレポートでOKみたいのもあります。

 

基本的には研究というよりサークル、バイト、交友関係、資格取得などに重きをおいている機関です。

 

一方で、、

2.国立大学では

こちらは割とどの国大にも当てはまると思います。(理系なら)

 

とにかく学問の本質を教え研究者を育てようとしています。大学院に行くことを前提としてビシバシしごかれます。

しかしこれだけ、利点はこれだけ。

いや、研究施設は整っているでしょ?と、、確かに研究はできます。しかし問題はそこですなく、国からの支援金が十分でないため今だに掲示物を紙媒体で行ったり、エレベータを極力使わないよにと言われたり、トイレが汚かったり、、、研究以外がとにかくゴミofゴミon the ゴミ。

 

基本的に研究の環境は整っているかもしれないが、そもそも生活が不便だし、もはや施設として成り立っていない。

 

 

 

とこのように2つ並べるとどっちが魅力的か、、難しい、、、

そう、気づいただろうか、選ぶのが難しいのだ。

もはや日本の大学に魅力は存在しない。

 

誰がそうしたのか、それは国、企業、学生、、日本人のせいなのだ。

日本は世界的に学力は高い、教育機関として整っていると言われている、果たしてそうだろうか?

 

識字率は100%に近い国かもしれないがとてもこれ以上に発展しそうに感じない。素晴らしい国であることには違いない。しかし発展は見込めない。。大学が基本的に使い物にならないからだ。

 

そしてこの危機的な状況に誰も疑問の声を上げない。

難しいものだ、各大学は何を目指しているのか?何が大学の価値を決めるのか、もはや存在価値すら疑わしい。

 

 

もはや今の学生には講義に出ると新しい知見が得られるということより、講義に出るとスタバのキャラメルフラペチーノ無料券をもらえる方が魅力的に見えるだろう。